衛生博覧會パンフレットより
阿部ハルミ
清水敬史
衛生博ポスターのモデルを務める。ニットデザイナー。
ファインダーの中を端正に戯れる完全主義のフォトグラファー。
石崎健太郎
神野夢一
“民族の血”ともいえる深層部を描くペインター。
“神海のエロス”をなぞり続ける気鋭のイラストレーター。
井上誠
須山公美子
ヒカシュー。イノヤマランドのメンバー。若きキーボード奏者。
アコーディオン奏者、歌手として多彩な活動を展開中。
岩村桂子
高田せい子
未完の女画学生。奥床しくもみずみずしい存在。
豊かな色彩でデコラティヴな舞台を平面に創出する。イラストレーター。
上田みゆき
千田雅子
肉体のダイナミズムを東洋的な洗練で描く水墨の気鋭。
“恐いメルヘン”を描く石版の詩人。多彩なロマンチスト。
上野耕路
ときわまさゆき
8 ½ 、ハルメンズ、ゲルニカを突き抜けて純粋と絶対に向かう孤高の音楽家。
キャンバス上の核実験。サイケデリック・ペインター。
上野茂都
中村幸子
御影石の魔術師。俳優としても強烈な存在。
少女のキュービズム。包帯人形にみられる恐いキャラクターも生み出す。
蛭子能収
にしはたゆき
脳ミソがウラがえる様な“日常の中の凶気”を描く漫画家。
クレヨンの隙間から見え隠れする少女の悪夢。画家、イラストレーター。
太田螢一
野沢美香
イラストレーター、作詞家。現代の人外魔境を求めて衛生博を企てた。
衛生博テーマ曲の作曲を担当。現代音楽の才媛。
大房真一
原マスミ
みずみずしいノスタルジーを描き出す。木版画家。
宇宙と恋を歌うオルタネイティヴ吟遊詩人。
岡田まりゑ
針生夏樹
内臓感覚のリリシズムを結実させる女性銅版画家。
詩的な映像感覚の8m/m映画の奇才。
興津信弘
ひさうちみちお
その大柄な体格からは予想のつかない細やかな世界を作り出す。新感覚の手芸家。
線描の中にロマネスクを築き上げる誌面の猟色家。
川勝正幸
日野日出志
粋な言葉を操る原稿用紙の趣味人。コピーライター。
幼い頃、誰もが絶望の淵に落とされた恐怖漫画の奇才。
川崎ゆきお
深津真也
通天閣のダンディズム。“ネオ貸本主義”の猟奇王。
こわれやすい“物の存在”に少年のあやうい心を反映するイラストレーター。
きしの雄一
凡天太郎
東京タワーズのキーボード奏者にして8m/m映像作家。
伝統美に新しい息吹きを吹き込む求道者。刺青アーティスト。
黒田益郎
丸尾末広
鉱物質なロマンチスト。版画家。
エロスとタナトス。日本的デカダンスを描く漫画の第一人者。
小島英嗣
山田章博
鋼鉄のヴィーナスを追い求める幸多き生活破綻者。イラストレーター。
稀有な叙情性を保ち続ける。漫画家。
近藤真己
吉田光彦
少年の日々の陰影を影絵、版画で紡ぎ出す少女。
シルク、舞台美術も手がける。シュールな世界を描き出す漫画家。
斉藤好和
若林千裕
常に“少年の日々”への密航を企てるイラスト常習者。
閉ざされた空間、標本箱、水槽等をパノラミックに表現する。
坂本志保
渡辺美奈子
痩身にエネルギーみなぎるお転婆娘。グラフィックデザイナー。
清らかでほのぼのとしたムードのピアノを奏でる。
衛生博覧會主旨
普通の愛の異端
パンフレット
衛生博覧會の唄
記事
出品作
衛生博覧會入口
須山公美子さん
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