'85角川文庫
夏のフェスティバルカタログ
(角川書店 1985年6月制作)

 写真作品のアート・ディレクションとカタログのデザインを担当。中の1作は写真の上に大原まり子さんの詩「埋もれた子供たち」が載り、大原さんの「金色(きんいろ)のミルクと白色(しろ)い時計」(角川文庫 昭和61年8月発行)には、カタログに使われていない2作と合わせ 計3枚の写真作品が収録されています。

 今となっては発掘困難なカタログ掲載作の四隅の小さな画像にポインタをあわせてご覧ください。 
'85夏のフェスティバルカタログ扉


art
 direction

太田螢一
photo 深津真也
hair&make 阿部はるみ
model 篠崎マキ
勝屋友季子
  (てふてふ)
 撮影は太田螢一作品集「AMNESIA」に収録の写真作品群『LENS GRAM』と同じく、“以前から個人的に写真の腕前を磨いていたイラストレーターの深津真也”氏。AMNESIAは1986年9月発行、カタログの方が1年余り早かったことになります。『LENS GRAM』に登場する麒麟がここにも。大原さんの文庫にも別アングルで居ます。

 
なんと太田さん、当時、「すっぴん」誌でアイドルタレントの撮影ディレクションもあったとか (!)。
 “写真はまだ撮りきった気がしない。” また撮りたいそうです。